おとなになって始めるお金の話。

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大調査!生涯賃金はいくら?あなたの収入と比べてみよう

こんにちは!さとうです。

 

日々の暮らしで不可欠な食生活ですが、できれば節約したいとおもっています。食費に限らずとも、生きていく上で収入は必要。なぜなら、衣食住において経済的支出は不可欠だからです。一人で暮らしている際は、好きなだけ使っていた時期もありましたが、家族が増えて自分の子供と過ごすのであれば、一人暮らしをしていた頃と同じお金の使い方ではいけませんよね?

変わりゆくライフステージで必要とするお金は、徐々に増えていく可能性もあります。そこで、今回は、20~60歳まで40年間の生涯賃金について調べてみました。ある程度、目安が分かればプランの組み立て方も変化すると予想されます。現状をしるところから、始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

生涯賃金を調べている法人とは?

労働に関する調査研究をされている法人があります。それは、独立行政法人 労働政策研究・研究機構といいます。平成15年10月、日本労働研究機構及び労働研究所の統合によって設立された厚生労働所管の独立行政法人として運営されています。

 

そもそも生涯賃金ってなに?

生涯賃金とは、ひとりの労働者が生涯にわたって得る賃金の総額を指します。生涯賃金など生涯に関する指標は、ユースフル労働統計 2016 労働統計加工指標集に掲載されています。

 

高卒・大卒などの学歴・男女別、生涯賃金は?

学歴によって収入が異なることは誰しも知っているのではないでしょうか。ここでは、ユースフル労働統計2016、学歴別サラリーマンの生涯賃金をお伝えします。

 

男性の生涯賃金

中学卒 1億9千万円

高校卒 2億1千万円

高専・短大卒 2億1千万円

大学・大学院卒 2億7千万円

 

女性の生涯賃金

 中学卒 1億3千万円

高校卒 1億5千万円

高専・短大卒 1億7千万円

大学・大学院卒 2億2千万円

 

※60歳までの生涯賃金(退職金を含めない)

※企業規模により開きがあり、平均的な生涯賃金を推計したもの。

 

推計生涯賃金が年収を考察する

ここでは企業規模や退職金、転職といった内容は含まれていません。しかし、参考額として考えることは可能です。次の項目では、生涯賃金から考える年収・月収をみてみましょう。

 

年収を考えてみよう

二十歳から働いていると仮定し、定年退職を予定する還暦に至る40年間で算出します。

 

男性の年収は?

中学卒 : 年収475万円 

高校卒 : 年収525万円 

高専・短大卒 : 年収525万円 

大学・大学院卒 : 年収675万円 

 

女性の年収は?

 中学卒 : 年収325万円

高校卒 : 年収375万円

高専・短大卒 : 年収425万円

大学・大学院卒 : 年収550万円 

 

 月収を考えてみよう

上記の年収から12か月で割った額を算出しています。

男性の月収は?

中学卒 : 月収39.5万円

高校卒 : 月収43.7万円

高専・短大卒 : 月収43.7万円

大学・大学院卒 : 月収56.2万円

 

女性の月収は?

 中学卒 : 月収27万円

高校卒 : 月収31.2万円

高専・短大卒 : 月収35.4万

大学・大学院卒 : 月収45.8万

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。今回は、学歴・男女別収入を紹介いたしました。

近年では女性役員も増えているため、男女差の開きは薄いものかと考えていましたが、こうしてみると、年120万円・月収10万円ほどの開きがあるとわかりました。

また、ここで紹介している額は、企業規模の平均値及び退職金などは含まれない概算額です。おおよそ平均値が見えると、今のご自身の収入と見比べることができますね。

つまり、比較をすることで、経済的観点から人生設計ができるため、ぜひ見比べてみてください。

 

 

 

さとう